学生時代のバレンタインデー

クラスの中でも特に可愛くて、活発で誰からも好かれるような女の子。
何となくその子と私はお互いを意識しつつもなかなか思いを告げられないでいました。

そんなときにバレンタインデーが訪れ、彼女からこっそり呼び出されました。
そして彼女からの逆告白。
「好きです、受け取ってください」と言われ箱を受け取りました。
中にはチョコではなくてクッキーが入っていました。

これが私にとって、ものすごく嬉しかったのです。
以前に二人で話していた時に、私はチョコが少し苦手でクッキーの方が好みだという会話があったのです。
彼女はそのことをしっかりと覚えてくれていて、チョコではなくクッキーを手作りして渡してくれたのです。

少し驚いたような表情を見せた私に対して、彼女は「クッキーの方が好きだよね?」と不安そうに確認しました。
私は「クッキーより、クッキー作ってきてくれた○○(彼女の名前)が好きだよ」と答えました。
彼女はうれし涙を流してくれました。
あの純粋な涙は今でも忘れません。

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